碁盤斬り

草彅剛 / 清原果耶 中川大志 奥野瑛太 音尾琢真 / 市村正親 / 斎藤工 小泉今日子 / 國村隼 監督 白石和彌  脚本 加藤正人  音楽 阿部海太郎

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「父は、一旦こうと決めたら 何があっても後には引きません。」

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INTRODUCTION

イントロダクション

『ミッドナイトスワン』草彅剛 ×『孤狼の血』白石和彌×豪華キャスト
武士の誇りを賭けた《復讐》を描く、感動のリベンジ・エンタテイメント!!

第44回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した『ミッドナイトスワン』の草彅剛が、今度は、冤罪をかけられ復讐に燃える武士に挑み、時代劇を初めて手掛ける『孤狼の血』の白石和彌監督と強力なタッグを実現、新境地を切り開く!

共演は、清原果耶、中川大志、奥野瑛太、音尾琢真、市村正親、斎藤工、小泉今日子、國村隼と錚々たる豪華絢爛な顔ぶれが集結。

堅物なヒーローが囲碁を武器に死闘を繰り広げる、疑心と陰謀渦巻く愛と感動のリベンジ・エンタテイメントが誕生した。

STORY

ストーリー

ある《冤罪事件》に巻き込まれた男の怒りを目撃せよ!
父娘の絆を斬ってもなお、武士には守らねばならない誇りがあった。

浪人・柳田格之進は身に覚えのない罪をきせられた上に妻も喪い、故郷の彦根藩を追われ、娘のお絹とふたり、江戸の貧乏長屋で暮らしている。

しかし、かねてから嗜む囲碁にもその実直な人柄が表れ、嘘偽りない勝負を心掛けている。


ある日、旧知の藩士により、悲劇の冤罪事件の真相を知らされた格之進とお絹は、復讐を決意する。

お絹は仇討ち決行のために、自らが犠牲になる道を選び……。

父と娘の、誇りをかけた闘いが始まる!

CAST

キャスト

草彅剛

TSUYOSHI KUSANAGI 柳田格之進役

PROFILE

1974年7月9日生まれ。1991年CDデビュー。主な出演作は、『黄泉がえり』(03/塩田明彦監督)、『日本沈没』(06/樋口真嗣監督)、『あなたへ』(12/降旗康男監督)、またテレビドラマは「僕と彼女と彼女の生きる道」(04/CX)、「任侠ヘルパー」(09/CX)、大河ドラマ「青天を衝け」(21/NHK)など、多数作品に出演を果たす。2017年には「新しい地図」を立上げ、その後自身主演の『光へ、航る』(太田光監督)を収めたオムニバス映画『クソ野郎と美しき世界』(18)は2週間限定公開の中、28万人以上を動員し、大ヒット。また、「アルトゥロ・ウイの興隆」(作:ベルトルト・ブレヒト/演出:白井晃/2019、2021~22年に再演)、「シラの恋文」(作:北村想/演出:寺十吾/23~24年)など舞台作品にも出演。その他出演作に、西加奈子原作の『まく子』(19/鶴岡慧子監督)、『台風家族』(19/市井昌秀監督)、第44回日本アカデミー賞最優秀作品賞・最優秀主演男優賞に輝いた『ミッドナイトスワン』(20/内田英治監督)、『サバカン SABAKAN』(22/金沢知樹監督)などがある。

清原果耶

KAYA KIYOHARA お絹役

PROFILE

2002年1月30日生まれ、大阪府出身。2015年、NHK連続テレビ小説「あさが来た」で女優デビュー。『護られなかった者たちへ』(21/瀬々敬久監督)で第45回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞。主な映画出演作に『3月のライオン 前編/後編』(17/大友啓史監督)、『ちはやふる -結び-』(18/小泉徳宏監督)、『宇宙でいちばんあかるい屋根』(20/藤井道人監督)『まともじゃないのは君も一緒』(21/前田弘二監督)、『夏への扉-キミのいる未来へ-』(21/三木孝浩監督)、『線は、僕を描く』(22/小泉徳宏監督)、『1秒先の彼』(23/山下敦弘監督)など。テレビドラマでは、「透明なゆりかご」(18/NHK)、「おかえりモネ」(21/NHK連続テレビ小説)、「ファイトソング」(22/TBS)、「霊媒探偵・城塚翡翠」(22/NTV)などの主演作がある。公開待機作に、『青春18×2 君へと続く道』(24/藤井道人監督)、『片思い世界』(25/土井裕泰監督)がある。

中川大志

TAISHI NAKAGAWA 弥吉役

PROFILE

1998年6月14日生まれ、東京都出身。2010年に映画デビュー、『坂道のアポロン』(18/三木孝浩監督)、『覚悟はいいかそこの女子。』(18/井口昇監督)で第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。2011年のTVドラマ「家政婦のミタ」で注目され、NHK連続テレビ小説「なつぞら」(19)で広く知られる。「GTO」(12)、「花のち晴れ〜花男 Next Season〜」(18)、「G線上のあなたと私」(19)などで人気を獲得。NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(22)に出演。主な映画出演作は、『四月は君の嘘』(16/新城毅彦監督)、『きょうのキラ君』(17/川村泰祐監督)、『ReLIFE リライフ』(17/古澤健監督)、『虹色デイズ』(18/飯塚健監督)、『砕け散るところを見せてあげる』(21/SABU監督)、『映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』(21/英勉監督)、『犬部!』(21/篠原哲雄監督)、『ブラックナイトパレード』(22/福田雄一監督)などがある。

奥野瑛太

EITA OKUNO 梶木左門役

PROFILE

1986年2月10日生まれ、北海道出身。日本大学芸術学部映画学科に在学中からインディペンデント映画に出演。入江悠監督の『SR サイタマノラッパー』(09)に出演し、シリーズ3作目『SR サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』(12)で映画初主演を務めた。『スパイの妻』(20/黒沢清監督)、『すばらしき世界』(20/西川美和監督)、『太陽の子』(21/黒崎博監督)、『空白』(21/吉田恵輔監督)、『激怒』(22/高橋ヨシキ監督)、『グッバイ・クルエル・ワールド』(22/大森立嗣監督)、『ラーゲリより愛を込めて』(22/瀬々敬久監督)、『死体の人』(23/草苅勲監督)、『春に散る』(23/瀬々敬久監督)などがある。主なドラマ出演作にはNHK連続テレビ小説「エール」(20)、NHK正月時代劇「いちげき」(23)、TBS「最愛」(21)などがある。公開待機作に、『湖の女たち』(24年5月公開/大森立嗣監督)がある。

音尾琢真

TAKUMA OTOO 徳次郎役

PROFILE

1976年3月21日生まれ、北海道出身。演劇ユニット「TEAM NACS」のメンバー。主な出演作は、『関ケ原』(17/原田眞人監督)、『検察側の罪人』(18/原田眞人監督)、『七つの会議』(19/福澤克雄監督)、『カツベン!』(19/周防正行監督)、『るろうに剣心 最終章 The Final』(21/大友啓史監督)、『決戦は金曜日』(22/坂下雄一郎監督)、『レジェンド&バタフライ』(23/大友啓史監督)、『風よ あらしよ 劇場版』(24/柳川剛監督)などに出演。白石和彌監督とは、『日本で一番悪い奴ら』(16)、『孤狼の血』(18)、『止められるか、俺たちを』(18)、『麻雀放浪記2020』(19)、『凪待ち』(19)、『ひとよ』(19)、『孤狼の血 LEVEL2』(21)、『死刑にいたる病』(22)と本作で9本目となる。公開待機作に、『マイホームヒーロー』(24年3月8日公開/青山貴洋監督)がある。

市村正親

MASACHIKA ICHIMURA 長兵衛役

PROFILE

1949年1月28日生まれ、埼玉県出身。西村晃の付き人を経て劇団四季『イエス・キリスト=スーパースター』でデビュー。退団後もミュージカル、ストレートプレイ、一人芝居と様々な舞台で活躍。舞台での代表作に『NINAGAWA・マクベス』『ミス・サイゴン』『生きる』等。読売演劇大賞優秀男優賞、紀伊國屋演劇賞個人賞など受賞歴多数、2007年春の紫綬褒章、2019年春の旭日章受章受賞。2023年第44回松尾芸能賞大賞、第12回岩谷時子賞受賞。主な映画出演作は、『十三人の刺客』(10/三池崇監督)、『ステキな金縛り』(11/三谷幸喜監督)、『テルマエ・ロマエ』(12/武内英樹監督)、『のぼうの城』(12/犬童一心監督・樋口真嗣監督)、『テルマエ・ロマエⅡ』(14/武内英樹監督)、『燃えよ剣』(21/原田眞人監督)、『そして、バトンは渡された』(21/前田哲監督)などがある。草彅とは映画では、『ホテルビーナス』(04/タカハタ秀太監督)、『ストリングス 愛と絆の旅路』(07/声の出演)にて共演をしている。

斎藤工

TAKUMI SAITOH 柴田兵庫役

PROFILE

1981年8月22日生まれ、東京都出身。2001年に俳優デビュー。俳優業の傍らで齊藤工名義での初長編監督作『blank13』(2018)では国内外の映画祭で8冠を獲得。昨年9月に最新作「スイート・マイホーム」が公開、劇場体験が難しい被災地や途上国の子供たちに映画を届ける移動映画館『cinéma bird』の主宰を全国的に活動している。俳優としての主な出演作に、『シン・ウルトラマン』(22/樋口真嗣監督)、CX「君が心をくれたから」などがある。

小泉今日子

KYOKO KOIZUMI お庚役

PROFILE

1966年2月4日生まれ、神奈川県出身。1982年歌手としてデビュー。同時に映画やテレビドラマなどで俳優業も開始。映画では2001年相米慎二監督『風花』にて報知映画賞主演女優賞、第25回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。2005年に豊田利晃監督『空中庭園』にてブルーリボン賞を受賞。2008年犬童一心監督『グーグーだって猫である』、黒沢清監督『トウキョウソナタ』にて文化庁芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。舞台では2015年、作・北村想/演出・寺十吾『草枕』にて第50回紀伊國屋演劇賞個人賞、第23回読売演劇大賞優秀女優賞を受賞。2005年から10年間、読売新聞で書評委員を務めるなど執筆としても活躍し、「黄色いマンション黒い猫」で2017年講談社エッセイ賞を受賞。2015年には自らが代表を務める「株式会社明後日」を設立。プロデューサーとして舞台演劇や音楽イベントなどの企画、制作に従事。主な映画出演作に、『毎日かあさん』(11/小林聖太郎監督)、『贖罪』(12/黒沢清監督)、『食べる女』(18/生野慈朗監督)などがある。

國村隼

JUN KUNIMURA 萬屋源兵衛役

PROFILE

1955年11月16日生まれ、大阪府出身。1981年、井筒和幸監督『ガキ帝国』で映画デビュー。89年、『ブラック・レイン』(リドリー・スコット監督)に出演以降、『キル・ビル vol.1』(03/クエンティン・タランティーノ監督)、『MINAMATA ーミナマター』(21/アンドリュー・レヴィタス監督)など海外作品にも多数出演。97年、『萌の朱雀』で映画初主演。韓国映画『哭声/コクソン』(16)では第37回青龍映画賞の男優助演賞、人気スター賞を W受賞すると共に、2016 APAN STAR AWARDS特別俳優賞を受賞。近年の主な映画出演作に『アウトレイジ』(10/北野武監督)、『地獄でなぜ悪い』(13/園子温監督)、『シン・ゴジラ』(16/庵野秀明総監督)、『かぞくいろ-RAILWAYS わたしたちの出発-』(18/𠮷田康弘監督)、『アルキメデスの大戦』(19/山崎貴監督)、『ステップ』(20/飯塚健監督)、『騙し絵の牙』(21/吉田大八監督)、『映画 太陽の子』(21/黒崎博監督)、『ちょっと思い出しただけ』(22/松居大悟監督)、『君たちはどう生きるか』(23/宮﨑駿監督)、『犯罪都市 NO WAY OUT』(24/イ・サンヨン監督)など。公開待機作に、『陰陽師0』(24年4月19日公開/佐藤嗣麻子監督)がある。

STAFF

スタッフ
監督:

白石和彌

KAZUYA SHIRAISHI

PROFILE

1974年生まれ、北海道出身。1995年、中村幻児監督主催の映画塾に参加した後、若松孝二監督に師事。助監督時代を経て、ノンフィクションベストセラー小説を実写化した『凶悪』(13)で第37回日本アカデミー賞優秀作品賞・監督賞ほか各映画賞を総なめした。近年の主な監督作に『日本で一番悪い奴ら』(16)、『牝猫たち』(17)、Netflixドラマ『火花』(16)、ブルーリボン賞監督賞など数々の賞を受賞した『彼女がその名を知らない鳥たち』(17)、『サニー/32』(18)、『孤狼の血』(18)、『凪待ち』(19)、『ひとよ』(19)、『孤狼の血 LEVEL2』(21)、『死刑にいたる病』(22)、さらに2022年にAmazon Prime Videoにて全10話一挙世界配信された話題作「仮面ライダーBLACK SUN」などがある。

脚本:

加藤正人

MASATO KATO

PROFILE

1954年生まれ、秋田県出身。主な作品に、『雪に願うこと』(2006、第18 回[2005 年]東京国際映画祭 東京サクラグランプリ)、『クライマーズ・ハイ』(2008、第32 回日本アカデミー賞優秀脚本賞)、『孤高のメス』(2010、第34 回日本アカデミー賞優秀脚本賞)、『天地明察』(2012)、『だいじょうぶ3 組』(2013)、『ふしぎな岬の物語』(2014、第38 回日本アカデミー賞優秀脚本賞)、『エヴェレスト 神々の山嶺』(2016)、「火花」(2016 Netflix 第54 回ギャラクシー賞テレビ部門フロンティア賞)、『彼女の人生は間違いじゃない』(2017)、『ミッドナイト・バス』(18)、『凪待ち』(19)、『破戒』(22)、『愛のこむらがえり』(23)、『Gメン』(23)がある。